草が生えると、何が変わる?
ここで生きるべく草たちと一緒に育った、はこすけパイン。
草たちがどう影響するのか、ちょっと詳しくご紹介します。
根は微生物に対して、このようなことをします。
光合成産物など、体内の成分(微生物のエサ)を分泌。
微生物は根に対して、このようなことをします。
根の養分吸収を助ける。
微生物の分泌物が、根の活力を高める。
土壌病原菌など有害な菌から根を守る。
まさに根と微生物は「共生」しています。
下図をご覧下さい。

農文協「有機物を使いこなす」参照
根圏(根の範囲の土)は、微生物は多く、種類が少ない。
非根圏(根が届かない土)は、微生物は少なく、種類が多い。
つまり、多くの種類の微生物を増やすためには
有機物施用・・・非根圏の微生物相が豊富であれば根圏の微生物相も多様になる。
草生栽培・・・それぞれの植物を好む微生物がいます。
草と共生させることで、畑全てが根圏になる。
多種類の微生物が、多種類の栄養素を根に運ぶ。
多種類の栄養を摂った植物は健全に育つ。
健全に育った植物を、人が食べる。
ところで、有機物施用・草生栽培の逆は どんな農法でしょうか?
化学肥料で育てた、草1本生えていない畑。
これは、慣行農法(日本の現代の農業)が近い農法でしょう。
世の中には、多くの農法があります。
まだまだ知らないことが多々ある私ですが ひとつ言えることがあります。
これでも、植物は育つ。
それでも、植物は育つ。
どの農法でも、植物は育つ。
そのうえで、私が植物にしてあげられることは 何かを考えております。
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